皮膚科でシミを取ろう!
初めてシミ取りの為に皮膚科に行ったのは35歳くらいでしょうか。
遅いです。
頬のシミがだんだんと大きくなって、というよりは近くにあったシミどうしが連結して1センチメートル大のシミへと成長していました。会社の先輩にも同じように私とは反対の左側の頬にどーんと構えていて、ノリで皮膚科に言って相談してみようか…的な。
やっと皮膚科に美容のためのレーザーが導入されたことが世に知られてきたかな~くらいな時です。美容整形外科は敷居が高く、もちろんお値段も高く手が出せない時です。
皮膚科に予約をし、会社帰りに電車に乗って先輩と向かいました。問診は一人ずつでした。先輩が先に診察室へと入り、次が私です。私の場合、小学生の頃に大人の歩きたばこが目尻とこめかみの間のところにジュッとついた所がシミになっている所と、頬の長年をかけて連結した1センチ大のシミを相談しました。
目尻こめかみの所のシミは扁平母斑、との診断でした。こちらは保険適用できるので頬のシミを一緒に治療であれば1万円です、とのことでした。扁平母斑は何度かのレーザーを続けないと完全には消えないと言われました。
えぇ?!今日これから?!と、心の準備ができていなかったものの、そんなに軽く出来るなら、やってみよう!と本当に軽い気持ちでレーザー室へとあれよあれよという間に通され、始まりました。
Qスイッチルピーレーザーはシミにレーザーを当てると茶色など色の濃いものに反応して色素を破壊する仕組みとなっています。
感想はというと、
気が遠くなりました・・・痛みで。
まず、色の濃いものに反応するルビーレーザーです。そのせいか分かりませんが、顔の毛が焦げました。たぶん。そして、もちろん、皮膚も焦げました。だって皮膚の茶色に反応するんですから。
そして、自分の肌が焦げるにおいがしました。
衝撃的でした。
そして、かなりの痛みでした。それはそうです、皮膚を焦がしたんですから。
レーザーが終わると、ワセリンとメロリンガーゼ(外側は撥水加工、傷側につける部分はガーゼになってます)を貼ってもらい、追加の貼換用をもらって、先輩と電車に乗って二人で帰りました。
二人とも痛みとショックでボーゼンとして、二人してマスクして・・・
初めてのシミ治療はこんな風に終わりました。
今は顔の脱毛も普通にあるくらいですから、当然かと思いますが、前日には顔の毛のお手入れをしてからレーザーをした方がいいです。それから、塗る麻酔、麻酔クリームがあるのなら、たとえ有料であったとしても塗ってもらっていた方がいいです。そうしないとこれから長く続くシミとの戦いにレーザーは痛いからと選択肢が少なくなってしまいます。一度麻酔クリーム有りでレーザーをやってみて、耐えられそうだったら2度目以降に麻酔クリームなしで行えばいいのです。
スキンケアだけでシミがなくなれば良いのですが、なかなかうまくいかに時は、化粧品を変えてみたり、レーザーも取り入れたりして効果を引き出すことも重要だと考えています。
40代以降のシミ対策には、それなりの効果を求めて行うことが重要ですね。
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